25周年綾川名物「露の新治寄席」

2013年3月10日(日)
香川県綾川町 JA香川県綾坂地区営農センター

盛況! 綾川名物新治寄席。

 会場は550人のお客さんで満席。私が38歳の時から始まった寄席です。よく続いたものです。泉さん夫妻、大方さんと私の四人で始めました。いろんな芸人さん、多数の世話人さん、藤井町長さん、議員さん、そしてお客様、本当にありがたい、ありがたいです。物事がうまくいかないのは大概自分の責任ですが、うまくいくときは多数の人たちの支えがあってのことだと実感しました。13:30開演の寄席に、朝9時から集まって準備して戴く。スタッフのまかないのうどんが100玉。その係が5人。もうお祭り気分です。今年は、去年に引き続き柳家さん喬師匠、上方からは永年この寄席を支えて戴いた林家小染師匠にお越しいただき、盛り上がりました。トリは私が「井戸の茶碗」。前日大内で、さん喬師匠に聞いて戴き、ご指導もして戴きました。自分ではかなりうまくゆきました。二日間で850人の方が我々三人の落語で笑い、涙してくださったのです。お世話戴いた皆様に深く深く感謝申し上げます。
(新治)

露の新治寄席のようす

 今年でなんと25周年を迎える、綾川名物「露の新治寄席」。露の新治を育てる会発足当初から続く、名物寄席です。先週の島根県雲南市のあったか寄席に続いて、お邪魔させていただきました。ちょっと早く着いたので、瀬戸大橋記念館に行ったり、近くの道の駅に寄ったりしていると、開場時刻の1時が近づいてきました。あわてて会場に着くと、なんと500人ほど入る会場の3分の2ほどがもう既に埋まっているではありませんか! 綾川の新治ファンを甘く見ていました。
会場入り口 階段を3階へ 既にお客さんがいっぱい
 落語会に先立ち、綾川上方落語を聞く会の泉会長あいさつ、綾川町長さんの祝辞、老人会長さんのあいさつと続き、いよいよ寄席が始まりました。まずは新治さんの登場で、「つる」。続いて柳家さん喬師匠、「幾代餅」。名人芸に会場のお客さんは時間も忘れて、引きつけられてしまいました。2席終わって、お中入り。
泉会長のあいさつ 新治さん「つる」 さん喬師匠「幾代餅」
 後半は、まず林家小染さんの登場です。第一回目から新治さんと一緒に出演され、お客さんもお馴染みの小染さん。出演回数も最多ではないでしょうか。「ふぐ鍋」の一席で会場は笑いの渦。続いてさん喬師匠、本日2席目は「湯屋番」。まぬけな若旦那に、お客さんも大笑い。そして最後は新治さん。「井戸の茶碗」をじっくりと。
小染さん「ふぐ鍋」 さん喬師匠「湯屋番」 新治さん「井戸の茶碗」
 笑いの中にも感動あり、大きな拍手で落語会は終わり、恒例のお楽しみ抽選会。たっぷり3時間半ということで、ちょっとあわただしくお開きとなりました。この会がいつまでも続きますように、みなさんお元気でお過ごしください。
【2013.3.10 MORI】


お客さんからのおたより

 本日のプログラムは、「つる」新治、「幾代餅」さん喬、(中入り)、「河豚鍋」小染、「湯屋番」さん喬、「井戸の茶碗」新治 (敬称略)でした。昨年は仕事だったので、13両2分ほど貯めて(さん喬師匠のネタより)来ることができました。エー?新治師匠が開口一番? 甚兵衛さんの「つるーッ」にちょっとドキドキしましたが、「鶴にひざカックン」なんか大好きですねェ。たっぷり熱演落語でこの値段はかなりお得でした(と言うて、お酒届けるとか御祝儀渡すとか全然せェへんのですけど)。満足、満足。【2013.3.10 香川県丸亀市 TS様】



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