第9回 べっぴん寄席 記録写真集

日 時 平成25年11月17日(日)
場 所 浜田市立浜田公民館 

 浜田べっぴんの会のYHです。新治さんには、江嶋修作さん、こんばらさんさんともども、第9回べっぴん寄席にご出演いただきありがとうございました。おかげをもちまして、寄席には約90名の皆さまにおいでいただき、盛会のうちに終えることができました。

 最初の番組は、「べっぴんの会」の名付け親、江嶋修作さんの人権講演。ご自身が携わられた差別事象や母親の介護の経験を基に講演いただきました。差別をなくす運動は、家族の介護とよく似ている。想像力を豊かに働かせてちょっと賢く、自分にそうであるように他人にもちょっと優しく、そして何より自分自身が楽しく、肩ひじ張らずに自然体で進めていこう、とお話しいただきました。
 続いての番組は、新治さんのお笑い人権ミニ高座と落語。自分の失敗を他人に押し付けようとしてやり返される小母さんの小噺しで聴講者のハートをつかんだ新治さん、「加差別なくして、差別なし。」と部落差別の問題点をわかりやすく解説されました。そしてお楽しみの落語は「源平盛衰記」。40分を超える長講大作を、笑いの中に息おもつかせない迫力とリズムで演じられました。
 仲入り休憩の後は「お笑い配達人」こんばらさんさんのマジックショー。ドンドン小さくなるトランプ、結び目が自由に移動したり1本につながるロープ、パンダとゾウの絵が混じってパンダゾウになったり、顔にかぶせた箱に刺した剣を抜くとこんばらさんさんがボコボコになったアンパンマンに変身したり、風船を3本も飲んで口から紙テープをはきだしたり・・・・・・数々のマジックと、三枝(現六代目文枝)さんのお弟子さんで元漫才師のこんばらさんさんの独特な話術が相まって、笑いの中に不思議な世界を堪能させていただきました。
 ご出演いただいたお3方をはじめ、おいでいただいた皆さまにお礼を申し上げます。そして、次回も楽しくてチョッと人権について考えていただける寄席となりますよう願生ります。
 ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
 お客様を待つ高座とお三方のマスコット。マスコットは会員の手作りです。非売品なのが残念なくらいよく似ています。
 ロビーに飾られた幟と、たくさんのお客さま。
 当日は、朝から今にも降り出しそうなあいにくのお天気。本当なら青空のもと、外に飾りたい幟も室内に。それでもたくさんのお客さまが開演を今か今かと待っています。
 「人権講演」 解放社会学研究所 所長 江嶋修作 さん。まずは講演です。「差別をなくす運動は『ちょっと賢く、優しく、楽しく』がポイント。」
 お笑い人権ミニ高座に引き続き 落語「源平盛衰記」。
「皆が笑顔で暮らせるように、皆で焦らず、できることをやっていきましょう。」と人権ミニ高座。
 「源平盛衰記」は、軍記物の平家物語を元に、平清盛と常盤御前の話しから平家滅亡までを講談調に語る大作。新治さん、今回も絶好調です。
 マジックショー 「お笑い配達人」こんばらさんさん
 お待ちかね、浜田に初登場、こんばらさんです。衣裳のコンセプトは郵便配達人。で、キャッチフレーズは「お笑い配達人」です。ドンドン小さくなるトランプ、結び目が自由に移動したり1本につながるロープ、パンダとゾウの絵が混じってパンダゾウになったり、顔にかぶせた箱に刺した剣を抜くとこんばらさんさんがボコボコになったアンパンマンに変身したり、風船を3本も飲んで口から紙テープをはきだしたり・・・・・・
おまけ
 マジックショーで、ひっくり返して握った手のひらを戻すマジック??でも、どうしても戻らない江嶋先生(左)。
「ダメです先生、それでは戻りませんヨ!!拍手っ!!!」
 
 
おまけ べっぴん受付嬢
 出番中の江嶋先生のハンチングをかぶって得意顔です。