新ちゃんの へらへら日記


2023年4月~2023年6月

2023年4月

 「かるめに寄席。」 (2023/4/2)

 神戸ハーバーランドにある神戸情報文化ビル「カルメニ」3階兵教ホールでの「かるめに寄席」。番組は、「竜田川」・吉次、「井戸の茶碗」・新治。お客席には、MC界のレジェンド、増井孝子さんの姿も。終わって、気づいたファンがおり、増井孝子サイン会(行列あり)が始まりました。さすがの人気! 「あのお、サインやったら私らもしますよお!!」という言葉が空しく響きました。

 「桂源太さんお稽古。」 (2023/4/3)

 「紙入れ」に続き二席目。意欲的にネタを増やす姿勢に刺激を戴いてます。ファンの皆さま、もう少しお待ち下さいませ。ネタは・・・?

 「桂弥っこさん、お稽古。」 (2023/4/5)

 新幸と同期で落語会も一緒にしてる桂弥っこさん、先日の源太さん同様ほんまに意欲的。 あったか寄席でお世話になる、島根県雲南市大東町の出身。あったか寄席出番予定が、コロナでかないませんでしたが、いつか一緒にと思ってます。

 「ここいき亭、リクエスト落語会」

 リクエストのリストを変更させて戴きます。「宇治の柴舟」をやめて「柳田格之進」を入れさせて戴きます。
 リクエストの方法は、開演前に各二席ずつ、四席選び紙に書いて貰い投票。オープニングで集計し、それぞれ決めます。前もって書いて持って来て戴いても構いません。どうぞよろしくお願いします。

 「古々粋亭 新治・福楽二人会。」 (2023/4/8)

 初のリクエスト落語会。おかげさまで盛況でした。遠くは、山口県や和歌山の白浜からもお越し戴きました。ありがたや!番組は、
【一部】「いが栗」・新治、「たいこ腹」・福楽、「柳田格之進」・新治、(お中入り)、「らくだ」・福楽
【二部】「三十石」・福楽、「福蓑」・新治、「百年目」・福楽、(お中入り)、「淀五郎」・新治
 一部、二部ともみっちり2時間半。お客さま、特に通しのお客さま、おつかれさまでした。ありがとうございます。
リクエストから2題ずつ演じます
新治 福楽
写真提供:
大衆ソウルシンガーインディ様
福楽・「らくだ」の「かんかんのう」
(新治さん撮影)

 「桂源太さん、「転宅」。」 (2023/4/11)

 昨日、10日、繁昌亭内にて、源太さんと「転宅」の稽古。きれいな、いつかけてもええ「転宅」ができました。先ほど、源太さんから「今日のハルカス寄席でネタおろしをさせて戴きました」と連絡。昨日上がって、今日ネタおろし!若い人の行動力に、刺激を戴いてます。この年で(どの年や?)ありがたいことです。

 「『第二回鶴橋寄席』のお知らせ。」 (2023/4/13)

 大阪市生野区新今里に生まれ18まで過ごし、27~38歳までの11年間を、鶴橋四丁目(一条通りから西へ入ったとこ)で過ごしました。文福、テント両師に入りびたられ、そこで「人間パチンコ」も生まれ、火事にも遭いました。二軒隣りまで燃えてきた時には「もおあかん」と思いました。そんな中、近所の「北鶴老人憩いの家」(正木牛乳の裏)で「いかいの亭」という寄席をやってました。文福、テント、ザぼんち・まさと、南鱗(当時南光)、花団治(同、蝶六)、内海ばん・ゆりなどの師匠がた…先輩、仲間に助けて戴きました。今回、高柄烈席亭のお世話で「北鶴橋振興会館」で寄席をさせて戴く事になりました。ほんまにありがたいことです。噺家としてスタートをきった思い出の地での落語会。願生ります。共演は、桂咲之輔さん、桂雪鹿さん、鶴橋出身の笑福亭呂昇さんです。私と咲之輔さんが二席ずつ勤めさせて戴きます。鶴橋はほんまに便利なところで、その鶴橋駅のそばの北鶴会館。ぜひお運び下さいませ。心から、お待ち致しております。
〇 第二回鶴橋寄席
 日時:6月18日(日) 開演14:00(開場13:30)
 会場:大阪市生野区 北鶴橋振興会館(近鉄鶴橋駅、東口より徒歩3分、地下鉄、環状線鶴橋駅からは、もう少し)
   チラシに地図あり。
 木戸銭:前¥2,500、当¥2,800
  (学生、障害手帳持参者 前¥1,800、当¥2,100、80才以上 前¥2,000、当¥2,300、90才以上無料)
 終演後、打ち上げあり

 「露の紫・『紫雲の会』。」 (2023/4/16)

 「紫雲の会」の会場の大倫寺様は、かつて「新治の大倫寺寄席」をさせて戴いていた所です。ご住職夫妻もお元気で、久しぶりの再会。紫ファンで満員御礼。ものすごい盛り上がりです。紫さんの勢いを感じました。私もありがたく高座を勤めさせて戴きました。
二番太鼓・源太 楽屋にて・紫 「元犬」・源太
「淀五郎」・新治 根田帖
 昔の大倫寺寄席のチラシです。第一回特別ゲスト、露の五郎「演目はリクエストで」。けど、演目候補のリスト無し。どないしたんやろ?源太さんの大師匠の雀三郎師匠の名前も。

 「繁昌亭昼席、明日のネタは?」 (2023/4/20)

 天満天神繁昌亭の昼席もあと3日。ネタ控えです。
 初日:「お太刀の鍔(雛鍔)」、二日目:「一眼国」、三日目:「転宅」、四日目:「口入屋」。さて、明日は?

 「繁昌亭昼席、5日目。」 (2023/4/21)

 開場。一番太鼓は、桂小文三(こぶんざ)さん。

 楽屋にて、染雀さんが広げて見せてくれたのは、古今亭志ん朝師匠の羽織!
 ちなみに、今日のネタは「竜田川(ちはやふる)」でした。
 「春団治祭り。」 (2023/4/22)

 大阪府池田市の受楽寺さまで、春団治の碑の法要が行われ、お詣りさせて戴きました。春団治祭りは、落語会初めいろんな催しがあります。終わって、繁昌亭昼席へ。「兵庫船」でもがきました。その後、吉次さんとお稽古。明日はいよいよ昼席、千秋楽。心して臨まねば!

 「繁昌亭昼席千穐楽。」 (2023/4/23)

 千穐楽もよく入って戴き、盛り上がりました。賑やかに「狼講釈」。気持ちよく七日間の締めをさせて戴きました。2019年2月以来長かったですが以前の賑わいが、お客席にも楽屋にも戻ってきました。仁智師匠を中心に楽屋も和気あいあいでほんまに楽しい七日間でした。やはり寄席は、噺家を甦らせてくれます。繁昌亭は噺家にとって、ほんまに大事な存在です。今回特に強く思いました。
2023年5月

 「芸人九条の会。」 (2023/5/5)

 超満員の大盛り上がりでした。菊千代さんの「国策落語の紹介」は貴重な情報。いざ戦争が始まってしまうと、全ての人権破壊が正当化され、落語といえど屈服させられてしまう怖さを知りました。金語楼、円生、志ん生、文楽の名人たちが、戦争賛美、銃後の備えを説く醜悪さ。戦後そのまま名人、人気者の道へ。「まじめに仕事をする」ことが、一つ間違うととんでもないことになるのが、よく分かりました。新幸は出番を戴いてたのですが、不可抗力のため出られませんでした。新幸の責任ではありません。会場でお会いした新幸ファンの皆さま、今後ともよろしくお願いします。写真は文福師匠提供。衆議院議員、宮本たけしさんとその場におった出演者。

 「染吉さんとお稽古。」 (2023/5/11)

 林家染吉さんとお稽古。なぜか掃除機のパイプを持ってます。これでネタが分かれば、かなりのどころか、(そこまでわからんでもええぐらいの)落語通! 若手グランプリの決勝にも進出! 実力派に勢いを感じます。お稽古は、ほんまに自分の勉強やと改めて思いました。
【突然クイズ】 染吉さんは、何の稽古をつけてもらっているのでしょうか。ネタが分かった方はメールでお知らせください。正解者には抽選で、豪華な粗品を差し上げます。締切は、概ね5月中とします。(MORI)
 「今日もお稽古。」 (2023/5/12)

 笑福亭喬介登場! 落語の王道は滑稽噺。王道を着々と歩む喬介さんが、ガラッと色の変わった噺にチャレンジ!7月20日(木)DAIHATSU心斎橋角座で、ネタ下ろし予定! ファン必見! 新治も出して貰います。

 「熊本よかちょろ会主催独演会。」 (2023/5/13)

 5月13日(土)熊本県熊本市 国際交流会館にて、熊本よかちょろ会寄席「露の新治独演会」。番組は、「金明竹」・新幸、「兵庫船」・新治、「ギター小咄」・新幸、「口入屋」・新治、(お中入り)、「中村仲蔵」・新治、「お楽しみ抽選」。久しぶりの熊本でした。よかちょろ会公演としては、初の下座。絹代師匠の三味線、新幸の鳴り物で、ハメモノ噺をたっぷりとさせて戴きました。ノリのええお客さまでよくお笑い戴き、ありがたく勤めさせて戴きました。

 「小倉・徳蓮寺寄席。」 (2023/5/14)

 5月14日(日)福岡県北九州市小倉の徳蓮寺様にて、徳蓮寺寄席。三味線の絹代師匠と二人で、ネタを考え、なるべくハメモノの入る噺ということで「兵庫船」、「雪の戸田川」、「中村仲蔵」の三席に決めました。開演前に、「アマチュア落語の川崎亭好朝さん、小いもさん夫妻」が楽屋見舞いを持ってきてくださり、後からなんと「九州寄席囃子の会の小きぬさん」も来られました。小きぬさんは、常に車に鳴り物を積んでおられるとのこと。ありがたい!早速太鼓を降ろして貰い、一番太鼓からお願いしました。好朝さんはそのまま下座に入って戴き鳴りものを打って貰いました。先ずは下座の紹介。出囃子にも、ミッキーマウスマーチやオクラホマミキサーなどもあること。音のない雪を太鼓と三味線で表す雪音をはじめ水音、幽霊の出など。おかげで、上方らしい、ハメモノたっぷりの寄席ができました。好朝さん、小きぬさんに大感謝です。

小きぬさんと好朝さんによる二番太鼓。

 「仁福師匠の会に出して頂きます。」 (2023/5/15)

 5月29日(月)18:30開演予定。谷町寄席、仁福の会。料金は1,500円(お志)。よろしくお願いします。

 「切り絵ありがとうございます。」

 大阪府交野市のMKさんから、切り紙を送っていただきました。早速飾らして戴きました。
切り紙については、こちらをご覧ください。MORI)
 「新治会大内支部事務局長、上村求さんが亡くなられました。」 (2023/5/18)

 かつての、新治会さぬき大内支部事務局長で(香川県の)元東かがわ市の副市長だった「上村求(うえむらもとむ)さん」が亡くなられました。73歳でした。旧大内町役場の係長時代に知りあい、私に人権の話を高座に座ってさせてくれ、「新ちゃんの人権高座」と名づけてくれた方です。いつも物静かで、常に皆のことを考えてくれてました。公私のけじめはきちんとつけて、寄席の道具もライトバンで一人で運んできてくれました。東かがわの新治寄席は、コロナで三年休みました。来春こそと思てるうちに、上村さんが体調を崩し、寄席の開催を見送ることになった矢先の訃報です。いつか、東かがわのとらまる座での寄席を復活させ、上村さんを偲びたいです。写真は、昨年秋、おつれあいと繁昌亭を訪ねてくれた時のものです。杖をついてたので驚きましたが、まさかこんなに早く別れが来るとは思いませんでした。今は、ただただ感謝の気持ちです。お支え戴き本当にありがとうございました。合掌

 「5・23狭山事件の再審を求める市民集会。」 (2023/5/25)

 50万筆の署名と石川一雄さん、石川早智子さんのお二人。右側の赤い服は、福島瑞穂社民党党首(ちゃんとしたみずほさんの方です)。「雨にも負けず。今年こそ、再審、無罪を。50万の署名を力として。(新治)」

 「狭山集会写真追加。集会前のバンド演奏。」 (2023/5/29)

 獄友イノセンスバンド(李政美、うじきつよし、河野俊二、小室等、こむろゆい、谷川賢作)。ええ演奏でしたが、歌手のひとりがのってきて「雨よ、ふれえ!」と叫んだ時は「何をゆうねん。こちゃ、ずぶ濡れやがな」とつっこみました。うじきつよしさんは、演奏が終わったら、楽器やアンプの片付けを率先してされてました。お人柄を感じました。

 「仁福の会 谷町4丁目。」 (2023/5/30)

 仁福師匠の谷町寄席に初出番を戴きました。番組は、「黄金(きん)の大黒」・仁福、「狼講釈」・新治、「たいこ腹」・仁福。なんともやさしさ溢れるお客さまで、仁福ワールド全開。私ものびのびと、ありがたく勤めさせて戴きました。写真は、仁福師匠の高座です。

2023年6月

 「東西落語名人選のご案内。」 (2023/6/1)

 秋に、名人選と名のつく落語会に出ます。他は有名な人ばかり。光栄なことです。名人会と名のつく落語会は、これで二度目です。15年ほど前に、仁鶴師匠、さん喬師匠の師匠方と一度出ました。その時は、チラシを近所のおばちゃんに見せたら「ああ、ヒガシマルとエビオスの、西川きよしさんが司会の・・・」と言われてしまいました。そら、素人名人会やがな!トホホ。目指せ、敢闘賞!

 「小春団治師匠の「アーバン寄席」に。」

 桂小春団治師匠が、「ビジネスマン、OLに落語を知ってもらいたい」と開催されてる「アーバン寄席」に出番を戴きました。
〇 ちょい落!アーバン寄席in梅田
 日時:7月27日(木)17:30開演
 会場:グランフロント大阪 うめきたSHIPホール(大阪駅直結)
 出演:呂翔(子ほめ)、しん吉(駅名選定委員会・自作)、新治(抜け雀)
 参加料(応援資金):1500円

 「上岡龍太郎師匠。」 (2023/6/4)

 全くご縁のない師匠でしたが、テントさんの師匠と知ってから、近しく感じるようになりました。因みに上岡一門の江本龍彦師は、元林家大染で、林家染三門下での私の兄弟子になります。ワッハ上方で、テントさんの独演会があり、手伝いに行ったら、開演前の行列に上岡師匠が並んではりました。自分の弟子の会に、チケットを買って並んではる師匠を初めて見ました。「すごい人やなあ」と感激しました。同時に「ほんまにテントさんが好きなんやなあ」と嬉しなりました。テントさんの結婚式の司会をしたんですが、あの時の上岡師匠の嬉しそうな顔を思いだすと、涙が出ます。京都の喫茶店に上岡師匠の色紙が飾ってありました。書かれていた言葉に驚きました。「才能の無いやつは、努力しろ!!」なかなかこんな言葉書けまへんで。けど、ちょっとも嫌みに感じませんでした。この言葉は、ありがたく戴き、時折自分に言い聞かせてます。ほんまにそうです。ピンの会に、テントさんの紹介で出して貰いました。服着て漫談の初高座でした。終わって打ち上げに。そこへ、キャッシーが来ました。「やっぱりちがうなあと」思いました。お二人が、バーのカウンターの高い椅子 に座ってしゃべってるのを「テレビみたいや」と思いました。今頃、テントさんに「蜘蛛のけんか」をさせて、わろてはるような気がします。合掌

 「蒲郡落語を聴く会・第210回例会。」

 寄席文字の橘右太治師匠が主催して、なんと50年。敦賀落語会に並ぶ老舗の落語会。用いて戴くのは、二回目です。今回は、初の下座ありの会。はやしや絹代師匠にお願いしました。なるべくハメモノの入るものをと、並べてみました。聞き上手のお客様200人越えで大盛況。盛りあがりました。蒲郡落語を聴く会は、次回の権太楼・燕弥親子会で最終回となりますが、いつか復活し、三回目の出番を戴けることを祈っております。

 「新幸ラジオ出演報告。」

 新幸より、6月9日(金)のABC朝日放送ラジオ「朝も早よから桂紗綾です」への出演報告が届きました。
 おはようございます。本日の朝5時からの桂紗綾さんのラジオ番組で、私がゲストのコーナーが放送されたそうです。YouTubeでも聞けるそうです。露新落語会のことに触れましたのでご案内させて頂きます。よろしくお願いいたします。(新幸拝)

 「第十回満徳寺寄席。」 (2023/6/12)

 6月11日(日)は、静岡県磐田市で第十回満徳寺寄席。磐田の方は豪雨の被害が心に染みついておられ、雨の中客足が心配でしたが、ふたを開けてみると大入り❗そして聞き上手。盛り上げて戴きました。写真の「笹のようなもの」は「120年に一度咲く竹の花」! 初めて拝見しました。お持ち戴いたのは、講談師、神田鯉風先生(人間国宝の松鯉先生門下)のお父さんで園芸ソムリエの鮫島さん(磐田市在住)。おかげで珍しいものを見ることができました。ありがとうございます。
 番組は、「兵庫船」・新治、「厩火事」・新幸、「一眼国」・新治、(お中入り)、「ギター小咄」・新幸、「中村仲蔵」・新治。雨の中、大入り叶。
満徳寺様 竹の花
 ネタ帳(クリックで拡大)

 「七十噺手拭い、好評発売中!」

 七十噺手拭い(グリーン版)好評発売中。これからも落語会で売っていきます。お買い上げのほど、よろしくお願い致します。

 「お稽古の写真。」 (2023/6/14)

 新幸さん、仏さんを持って「おおなかなかに、いいお顔をなされているのお」。6月16日(金)18:30~「門戸寄席 露新落語会」でネタ下ろし予定。

 弥っこさん「ダァー」と切りおろしたところ。7月13日(金)19:00~動楽亭夜席「弥っこ凧の会」でネタ下ろし予定。さて何か?写真で分かるあなたは、かなりの落語通! お楽しみに!


 「門戸寄席・露新落語会。」 (2023/6/16)

 何といってもお客さまが盛りあげて下さる寄席。聞き上手、笑い上手に助けて戴き、盛りあがりました。新幸の試練の十番勝負(ジャンボ鶴田試練の十番勝負、新吾十番勝負by大川橋蔵。どっちもわかれへんやろなあ)は「井戸の茶碗」。稽古の成果が出て、ええ井戸の茶碗でした。次回は9月16日(土)10:30と14:30の2回公演で、新治はネタ変え。木戸銭は2,500円に値上げさせて戴きます。申し訳ございません。
(当日配布されたプログラムから、午後の開演時刻を変更させていただきます。「午前十時半、午後十四時半開演の二回公演です!」。ご了承ください。MORI)!
 「第二回 鶴橋寄席。」 (2023/6/18)

 大入り満員、大盛況でした。私の知り合いも各地からお越し戴きました。「地の利」というのがあるんやなと思いました。鶴橋。魅力的なスポットです。今回改めてそう思いました。達者な雪鹿さんの「文福一門のものまね入り平林」から爆笑。地元生野出身の呂翔さんは夏の噺で堂々の「青菜」。昔、猪飼野寄席に来てた少年も立派な噺家になりました。写真は咲之輔さんの「紙入れ」、よお受けてました。じじいどもも願生らねば! 毛氈が剥がれたハプニングの時も、お客様があたたかく見守ってくれて、ええ雰囲気は持続しました。むしろ「みんなで乗りこえよう」というような一体感がありました。これこそがライブ。あの剥がれた毛氈は、鶴橋寄席のハイライトでした。一緒に乗りこえてて戴いたお客さま。ありがとうございます。

 「あべの名物・ハルカス寄に古い風を!じじいどもをみたか!」(2023/6/24)

 「ハルカス寄席」に用いて戴きます。「ハルカス寄席」に、今般、「新」メンバーがたくさん参加し、その中に入れてもらいました。新メンバーは、「フレッシュなじじいども」です。ハルカス寄席に、古い風!を吹き込みますよ。私の初出番は8月10日(木)13:00からの一部。前座を勤めさせて戴きます。お手すきの方は、ぜひぜひお運び下さいませ!
(詳細はこちらからどうぞ MORI)
 「浜松 長徳寺寄席。」 (2023/6/25)

 静岡県浜松市三方ヶ原の長徳寺様にて、第22回長徳寺寄席。四国、大阪、近県からのお客様もおられ、満員大盛況!

 「長徳寺寄席 追伸。」 (2023/6/26) 

 「長徳寺寄席」のお客席になんと! 高槻のTさんの姿が。浜松駅から車で30分の三方ヶ原ですよ。それも、二回目! この方は、山形最上町の「松林寺寄席」にも来られた方。今回も「たまたま前を通りかかった」そうです。粋な方です。ところがTさんは、自分の地元高槻のライブハウスSHOの落語会には「遠いからよお行きませんわ」と、ほんまに来はりませんでした。Tさんの距離感が分かりません。
 また、さん喬師匠の(なんと香川県善通寺から!)追っかけの方は、浜松駅から自転車を借りて走って来はりましたが、途中で道に迷い、いったん浜松駅に帰り、タクシーを飛ばして来られました。ほんまにご苦労さまです。落語ファンには、けったいな人がいてます。まさに落語! なんかホッとします。こんなありがたい人に、落語は支えて戴いてます。ほんまにありがとうございます。私もこんな風に生きて、こんな風に落語と付き合いたいなあと思います。

 「吉次さんとお稽古。」 (2023/6/29)

 ネタは「皿屋敷」。師匠五郎兵衛からの「皿屋敷」を、二人であたかも研究会。長いこと一緒にやってきた仲なので、忌憚の無いやりとりができます。改めて気づくことも、お互いたくさんあります。また疑問もわいてきます。生きてたら聞きたいことが、亡くなってからいろいろ出てきます。多分、どの一門も感じてることです。結局「うちの師匠は、ほんまに名人やったなあ」 とため息がでました。